#1110 睡眠時無呼吸症候群の精密検査

睡眠時無呼吸症候群
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睡眠時無呼吸症候群の精密検査のため高岳にある「たかおかクリニック」に入院

先日お話しした睡眠時無呼吸症候群の検査。睡眠中のデータを取るため1泊検査入院してきました。僕と同じように睡眠時の無呼吸で悩まれている方も多いと思い、検査の様子をまとめてみました。参考にしてくださいませ。

入院歴

20歳の頃にギランバレー症候群という奇病にかかって3週間ほど入院しました。全身の運動神経が麻痺して動けなくなる病気です。
40歳過ぎた頃、息子の水疱瘡がうつり隔離入院。その時は全身に(あそこにも)発疹ができ大変でした。あそこ。想像してみてください。それはそれは・・・。
今回は人生で3回目の入院。


検査入院

16時半に入院手続き開始。受付で入院誓約書、保険証を提出。周りを見ると同じく入院検査らしい方々が。とても体の大きな方が多かったです。簡単な診察、身長体重、最近話題のパルスオキシメーターで血中酸素飽和度と脈拍を測定。入院費は先払い。保険3割負担で15,760円。


入院用の部屋は10部屋ほど。個室です。廊下に冷蔵庫、電子レンジ、ウォーターサーバー。トイレとシャワールームはリニューアルされたばかりでとても綺麗。部屋は昔のままかな。僕の部屋は角部屋で窓が多かったので少し冷えました。検査中は暖房を切らなきゃいけないので普段暖かい部屋で寝ている方には少し寒いかも。ベッドはセミダブルで快適。

夕飯は出ないので冷凍のカニドリアと寿司を持参。

情報によると申請すればお酒を飲んでもいいらしいです。ほんとかどうかはわかりませんが。毎日お酒を飲んでいるのでその状態で検査をしたほうがいいと思いましたが、酒を飲ませろというとアル中と疑われるので飲むのを諦めました。病院にシャワーはありましたが事前に済ませていざ検査。ちなみにスリッパ、入院着は用意されています。洗面用タオル、歯ブラシは持参。

廊下の電子レンジでカニドリアをあっためて食べました。

多少期待していたけど・・・美味しくない。



18時前にセンサー装着。可愛らしいお姉さんとにいちゃん二人で手際良くつけてくれます。センサーをつける箇所はアルコールでゴシゴシ擦られクリームを塗られます。頭部のセンサーが取れないようにネット。

みかんが入ってるようなネットをかぶって、顔と耳の部分をハサミでカット

パイナップル頭で妙にキメ顔




19時半頃から検査開始です。




終夜ポリソムグラフィー(PSG)

左の指、両足、お腹、胸にもセンサーがつきました。お腹周りにもベルトのようなもので体の向きを測るセンサーが取り付けられました。ベルトは拘束感が強くガリバーの気分が味わえます。

残念ながらスマホの電源を切らなければいけなかったので写真がありません。


ナースルームからの優しい女の子の声でセンサーをチェック。

「HRDさん、次は目を閉じたまま目玉を左右に動かしてください」

目をパチパチしたり、目をつぶって目玉だけ動かしたり、鼻、口だけで呼吸をしたり、足を動かしたり、体の向きを変えたり。

20時には部屋の電気は消灯。検査開始です。普段から寝つきはいいのですぐに眠れました。

測定項目

  • 睡眠の深さ
  • 呼吸の状態
  • 体の向き
  • いびきの程度
  • 不整脈の有無
  • 脚の動き
  • 血中の酸素濃度

センサーがついてますが寝返りはできます。それほど違和感なく熟睡。夜中に1度目が覚めてトイレと水分補給。検査中は自由にトイレにいけないのでナースコールで対応してもらいます。

朝は検査技師さんの声かけで目が覚めました。6時に帰りたいと伝えていましたが時計を見ると4時半。ちょっと早くないかと思いながらセンサーをとってもらいシャワールームで洗髪。頭と顔についた検査用のクリームを落とします。ドライヤーは貸してくれます。一晩ネットを被ってセンサーを押さえていたので、顔にセンサーやケーブルの跡が残ってました。歳なのでなかなか跡は消えません。すぐに出社する場合は注意ですね。時間があったのでこのブログを書いて6時に退院です。

さてさて3時間ほど経過しましたがほっぺたについたケーブルの跡は消えませんでした。

パルスオキシメーター

今回泊まり検査前の診療でパルスオキシメーターを使って血中酸素飽和度を計測しました。パルスオキシメーターはコロナの自宅療養者に配られたということで最近話題に。指先を小さな機器で挟むだけで動脈血の酸素飽和度(SpO2)と脈拍などが分かる装置です。1974年に日本人が発明し、ミノルタカメラ(現コニカミノルタ)より「オキシメーター」として特許出願されました。指を挟むだけで簡単に測定できる便利さから、医療、登山用など広く使われています。Bluetoothスマホ連携でデータを管理できる機種もあります。



コニカミノルタのホームページより

パルスオキシメータの数値によって、新型コロナウイルスの感染判断はできません。
病状の重症度の判断には有効で、急性呼吸不全を起こす可能性のある慢性疾患患者様の日常管理や、医療機関・介護施設などでの患者様・入所者様の病状判断に重要な製品です。
急性呼吸不全を起こすリスクの高い家族がいらっしゃらない一般家庭で、パルスオキシメータを感染予防目的のために購入されることはお避け下さい。本当に必要な方への供給を優先いただきますよう、お願い申し上げます。

https://www.konicaminolta.jp/healthcare/knowledge/index.html

念のためリンクを載せましたが、コロナ感染予防目的で購入するのはお控えください。

検査結果

以上、睡眠時無呼吸症候群の検査についての報告でした。いびきが気になる方は一度専門外来に相談してみてはいかがでしょう。

検査結果は3週間後。報告できる内容でしたら報告させていただきます。報告が無ければそういうことで・・・・。

ではまた!

名古屋で無呼吸症候群や生活習慣病を治療する、たかおかクリニック
名古屋で睡眠時無呼吸症候群にお悩みなら、...

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