National Geographic Magazineは1888年創刊のアメリカの雑誌で、「ヴォーグ」や「タイム」などよりもずっと歴史のある雑誌です。ブライトリー・イエロー(輝く黄色)と呼ばれる黄色い縁取りの表紙が特徴的で世界180ヵ国で購読されています。
第2次世界大戦で日本海軍の連合艦隊司令長官を務めた山本五十六は、1918年当時、英文の「ナショ ナル ジオグラフィック」誌を購読していたそうです。1919年から1921年までボストンで米国事情を研究し、ハーバード大学で語学研修。日本の自宅の本棚には黄色い背表紙のナショナル ジオグラフィックがたく さん並んでいたそうです。
我が家では1995年の日本語版創刊号から購読し、今では200冊を超えました。
2004年にCaliforniaを旅した際、ベンチュラの古本屋で自分が生まれた時に発刊された英語版ナショジオを発見し、購入。(たしか$5だったかな)
1967年3月号の表紙は白いゴリラ
裏表紙には男性が水着で飛び込む写真が。。
いいお土産になると思ってパートナーの誕生月のも買いましたが、、、あんまり喜ばなかった。
オトコのロマン。理解してもらえなかったのかな。
ナショジオは自然科学や歴史を中心に、貴重な写真とともに見た事のない世界を紹介してくれます。
人類学、考古学、天文学、生物学、植物学、動物学、古生物学、地理学、地学、海洋学などなど。
息子も小さい頃から愛読し、旅行やキャンプにその時々に興味のある記事が掲載されているバックナンバーを引っ張り出し携行しています。
NATIONAL GEOGRAPHIC社からは良い写真本がたくさん出版されています。
「ピュリツァー賞受賞写真全記録」には表題どおりロバートキャパや沢田教一を始めとする歴代のカメラマンの受賞作品が、時代背景や周辺、事後取材を含め紹介されています。ベトナム戦争の写真が多く掲載されており、ちょうど一昨年のベトナム旅行前に届いたので、興味深く見る事が出来ました。
「プロの撮り方完全マスター」は先日届きました。
フィルムからデジタルにかわり、誰でも簡単にコストをかけず写真を撮る事が出来るようになりました。
これまでは自分の勘と経験だけで撮影してきたけど、もう一回り成長するために座学をしてみようかと。
「写真の上達をめざす初心者から、プロの撮り方をマスターしたいベテランまで、すぐれた写真を撮るための究極の教科書。ナショナルジオグラフィックの一流写真家たちの作品と、その撮影の裏にある数々の極意だけでなく、人物、自然風景からスポーツ、都市景観、野生動物に至るまで、幅広い場面や被写体を撮影するコツを紹介します。」と書いてあります。
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